株式会社カックの小野です。

「こくしぼりプレミアム」のCMに松たか子さんと松重豊さんが出演しています。
CM内容は、松たか子さんが商品を飲んでいると、松重豊さんが松さんの「心の声」を朗読し始めます。
それに気づいた松さんが朗読を止めさせるというユーモラスなものです。

これを見て、僕はこう思いました。

あらゆる企業は、必ず良いところがあります。
しかし、それがお客様に伝わっていないこともあります。
だから、宣伝や広告をして自社の良いところを知ってもらおうとします。
でも、自分で自分の良いところを言うので、ときには自画自賛、自慢話として受け取られることもあります。
「良いところばかり見せて、悪いところは隠しているんでしょ」みたいな。

ところが、同じ良いところをニュース番組などで取り上げられたら、どうでしょう。
そこに、疑いの目はなくなり、安心して受け入れます。
次の日には、売切れになったり、行列ができたり。
これは、ニュースという中立的な立場である第三者の意見なので、視聴者は素直にメッセージを受け入れるからでしょう。

このように第三者の声は、人を動かす力になります。
分かりやすい例としては、クチコミやお客様の声があります。

「こくしぼりプレミアム」のCMは、松たか子さんの「心の声」を松重豊さんが代弁しています。この代弁が第三者的ですね。

松たか子さんが自分の声で「心の声」を読んだ場合、これは自画自賛。
ところが、松重豊さんが代わりに「心の声」を読むことで、第三者に近い関係が感じられます。
商品の良さもスッと耳に入ってくるのではないでしょうか?
かつユーモアのあるオチがあるので、好感度も良さそうですね。